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街が輝きだしましたね♪

街のツツジや新緑がキラキラ気持ちいいですね。五月生まれにとっては、水を得た魚のようなこの月♪

さて、みなさまのお休みはいかがでしょうか?

わたしは、お仕事です・・・が合間をみては、ジムで身体を動かしたり(1.5Kもどらな〜い!汗)、美容室でリラックスしたり、今年お初のオープンカフェでまったりしたり、GWにあやかりつつ気分転換しています。

ところで、トップページにある「今日のお言葉」。みなさまに、毎日チェックしていま〜す!とお声をいただいたりしております。本日、またあらたにたっぷりと増量いたしました。新たな気づきが飛び出します。お楽しみくださいね。

ハレだった4月29日

4/29日といえば思い出す・・・それは、こどもの頃のピアノの発表会の日。春休みに練習をかさね、ついにこの祝日にハレの舞台を迎えるわけです。

この日のために母が手作りしたレースやらスパンコールのついたワンピース、それに一年に一度しか履かないエナメルの靴、頭にはおリボンという念の入れよう。そして、もちろん家族もおめかしして、父の運転する車でさっそうとお出かけする恒例行事。

そんなある4/29日の朝、唐突に父が「行かない」と言いだしたのです。理由は植木がたくさん届いてしまったから。庭仕事&盆栽が大好きな父にしたら、そのまま放置しておくわけにもいかずすぐに植えてやりたかった。当時、週休二日でもなかったし。

一方、母はといえば、年に一度の娘の晴れ舞台に参加しない父にご機嫌ななめ。それに、突如おかかえ運転手をなくし、慣れぬ電車で出かけることを余儀なくされるわけです。

ホントにそれまで電車に乗ったことのないわたしたち・・・。(^。^;ちゃんとたどり着ける?そこで、駅員さんにどれに乗ればいいのかきいたものの、それでも不安な母と兄と私は・・・・ホームに立ちつくすこと40分以上。今思うと、いったい何を待っていたのか?(@_@)

それを見つけた駅員さんが「まだいたんですか?」とあきれる始末(先日も兄と笑ったけど、このセリフ忘れられない)。ものすごいおのぼりさんです。

その発表会ではソロだけでなく連弾のプログラムもあったので、会場に到着したとき心配した連弾のパートナーが飛び出してきたのを思い出します。でも、本人はいたってノンキ。遅れて弾けなくても、ラッキーぐらいに思っていたような。(^。^;

そのときのプログラムのベートーベン。今、楽譜を開くと、ありゃ!むずかしい。弾けません。でも、弾きなさいと言われれば、ちゃんと弾けるようになってしまうこどもの力ってすごいです。

4/29のこんな生暖かな風が吹く日は、駅員さんの「まだいたんですか?」というセリフを思い出してしまうのでした。

引寄せられちゃう!「坂」さん

久かたぶりに「丁未 坂(ひのとひつじ さか)」さんを訪ねました。

このブログにも幾度となく登場した、精鋭中の精鋭の和食屋さん。リピートしない主義のわたしたちが吸いよせられて、ついに五度めの来店となりました。

お店は生粋の和食屋さんの佇まい。なのに、さっきまでお椀をいただいていたらいきなりナイフとフォークとくれば、そりゃびっくりいたします。そう、メインとデザートはフレンチ化するおもしろさ。

和もフレンチも修行してきたご主人から繰り出されるお料理は他にないハーモニーをかもしだしています。ご主人の坂さんも言っておられましたが、おいしい和食屋さんを訪れると「ああ、おいしかった〜」とはいっても、「さて、いったい何を食べたっけ?」と思い出せないこと。これはわたしも以前から不思議に感じていたことで、どんなすばらしい和食屋さんに行っても、「何が出たっけ〜?」なのです。思い出せない・・・。まあ、そこが「和(調和)」をめざす和食の神髄なのかもしれませんが・・・。

でも、坂さんのお店は忘れられませんよ〜!

旬のホタルイカの酢みそ。これは和食の王道ですが、次なる若筍とワカメ。炊き合わせを期待しますが、まさかのリゾット!!おだし味がおいしい。

木の芽が香る蟹のしんじょうのお椀とフレンチのポワレ。こんなビミョ〜なお椀のおだしとフレンチのソースをどんな舌で調節しているのかと思いきや、なんとアルコール消毒、それもビールがいちばん有効だとか(笑)。

坂さん自ら打たれる十割り蕎麦。麺の太さが絶妙!本日もデザートは三品すべて完食。お気に入りは濃厚!チョコレートのクリームブリュレwith 金柑。このあと、おいしいコーヒーもいただけちゃう。

久しぶりにうかがったけれど、和とフレンチの調和がさらにレベルアップ。お店も四年目に入られたそうです。いろいろな刺激を楽しみたい!という女性陣のお食事にもぴったりのお店だし、ワイン好きにも大満足のお店。もちろん、わたしのようなスウィーツ好きにも。お昼のコースがあるのも嬉しいです。たかちゃんミシュランいちおし!ですよん♪

PS ご主人の坂さんは静かな方ですが、確かな信念のあるステキな方です!

お茶の間シネマトーク「やさしい嘘と贈り物」

目覚ましで決まった時間に起床、毎朝おなじように身支度して、共同経営しているスーパーへ向かい、仕事をするというよりは同じ場所に坐って絵を描いて一日にをすごす・・・。そんな「かろうじて」生きているような毎日を送るおじいさんのロバート。

そんなロバートに、ひょんなことから彼女ができるのです。名前はメアリー。それはそれは積極的で、出会って二三日で二人の仲は急発展。ヨボヨボだったロバートの顔にみるみる生気が漲りはじめます。

それもそのはず、ロバートの記憶にはないけれど、この突然ふってわいた彼女はもともと彼の妻。おそらく彼はアルツハイマーか認知症かで、過去の記憶をなくしています。記憶をなくしても、やっぱり同じ人に恋をするのでしょうか?

そんな記憶をなくした老いらくの恋は素直で初々しくて、なんとも微笑ましい。そして、一瞬一瞬をいつくしむようにすごしてゆきます。

しかし、記憶のないロバートからすると、メアリーが他の男と話しているのを見て嫉妬にさいなまれたり(他の男は、じつは自分の弟)、メアリーがちょっと出かけているだけでパニックにおちいったり。

このロバート目線で語られる物語、みていて思いあたるフシがあります。まるで、過去(世)の記憶をなくしたわたしたちのよう。自分のかつての夫や妻だった人と、はじめて出会ったように恋をしてみたり(ロバートと同じように、「ずっと昔から知っているようだ」と感想をのべます)、そして完璧に安全な場所に包みこまれているにもかかわらず、全体をみわたすことができないので人生に起る小さなことで常にパニックになったり不安になったり。あはは・・・わたしたちって、みんなある種アルツタイマーであり認知症でこの世に送りこまれているのだな〜と笑ってしまいました。

メアリーがロバートをなだめるように、神様もわたしたちをみて、大丈夫!大丈夫!そんなにあわてたり心配しなくても。すべてはちゃんとうまくいっているから。わたしがちゃんとそばについているから。見守っているから。・・・と言いたくなることでしょう。それでも、わたしたしはあ〜だ!こ〜だ!と常に心配していて、おそろしくゆがんだ目線でものごとをみているのかもしれません。

こんなふうに全体を見渡すことができずに生まれてくるわたしたち。おそらく、こんな感じを楽しみたかったのですね。子供のころ、むずかしいゲームほど楽しかったように、やりがいを求めているのでしょう。

だったら、Take it easy! いっそ、肩の力をぬいて楽しみましょう♪

大好きだけど、年に一度?!

むふっ♪ ハンサムに撮れました。(^-^)ノ カツオの握り!

本日は、一年に一度、築地に降りたつ日。それは、つつがなく確定申告が終了し、めでたく春がやってきた日。同じく自営業の友人とともに「ご褒美」のお寿司を食べにやってくる恒例行事の日なのです。

飲まずにひたすら食べるわたしたちに、板さんは負けじと握りまくります。もっとゆっくりといただきたいところですが、この行事のためにおやつもせず腹ペコでやってくるので、テンションもペースも上がろうというものです。

ご褒美のお寿司だというわたしたちに、ご主人はお茶とお味噌汁とガリは思う存分どうぞ!とすすめてくださる(アリガト〜)。店長のおすすめをお腹いっぱいいただき、最後はお好みの一貫。きょうはヒラメのえんがわでしめくくり、また来年きま〜す!と板さんにご挨拶。

ホント、この「築地 すし大」さんのお寿司は幸せな気持ちになります♪来年の確定申告まで、またおあづけです。(なぜ、一年に一度なのか?)

焼き鳥屋さんとフシギなおじさん

スタッフミーティングをしていると時間の流れが速いです!パソコンが「♪It's 16 hours♪」と歌ってときを教えてくれるのですが、しばらくするとまた歌ってる・・・ああ、どんどん時間がたっちゃう。

なんとか6時前には仕事を終えて、お待ちかねのお出かけタイム。目指すは、桜木町にあるおいしい焼き鳥屋さん「安兵衛」さん。

人気ですね。お店はすでに満員御礼。そんな賑わいのなか、ちょっと業界人っぽい異色のおじさんグループがいて、やおらギターを取りだすや歌いはじめたのです。たんなるおじさんバンドかと思いきや、それは予想外のうまさ。お店はすぐに一体感の大盛り上がり♪

みずからロバート・デ・ニーロ、徳光さん、リチャード・ギアを名のるこのハデなおじさんがた、プロのミュージシャンかと思いきや、なんとお店のご主人の高校時代の同級生なそうな。まわりで盛り上げるのも、また彼らの同級生の顔見知りばかり。おお、不思議な空間に舞い込んでしまったわ・・・。

しまいにはこのおじさんたち、お銚子を持ってわたしたちのテーブルにやってきて、小咄を連発。とにかく、おかしくって、めちゃくちゃ突きぬけてるおじさんがた。

このタイプは東京では見かけません。おじさんがたは、いちおう会社の社長であり、ジュエリーショップのオーナーであり・・・でも、そんなことはど〜でもいい!という感じで、たまにする小咄70%、60年代の懐メロ30%の自分たちのライブをこよなく愛しておられる様子でした。

わたしたちスタッフ一同も楽しい面々ですが、「う〜ん!あの突きぬけ加減、いいね〜。あんなふうに楽しみながらトシを重ねたいね〜」と超ラテン系おじさま連に大いに感化されたのでした。お知らせがきたら、本気でライブに行きたいと思っているわたしたちです♪

焼き鳥もばっちりいただきました。もつ煮がメチャおいしかった〜♪そして串がこ〜んなに!!(一人分じゃないですよ・・・汗)。はるばる桜木町まで出かけたかいがありました。

癒してる?癒されてる?

友人宅に行ったら、友人とともにワンちゃんが飛び出してきた。

あら?いつから? それも、いちばんわたしのお気に入りの毛玉犬、チョコレート色のプードルちゃん。お名前はココちゃんだそうです。

聞けば、廃棄物寸前になっていたところを救出。飼いはじめたそう。

そんなストレスにさらされていたせいか、あたまのてっぺんは白髪となり、初対面の人には吠えまくるか、おもらししてしまうという。でも、どうやらわたしパス!好かれたようです。同類だと思ってるの?

まだ頭のてっぺんが少し白いけど、友人宅にやってきて一ヶ月。一身に家族の愛情を受けている様子に「よかったね〜」と思うけど、このワンちゃんを撫でているこちらがハッピーになってくるのを感じます。

どんな体験をしようとも根にもたず、過去にこだわることもなく、ひたすら目の前にあるモノや人を愛し続ける。「今」に生きるワンちゃんの癒しパワーはあっぱれですね。

エコポの恩恵

エコポイントの商品券が送られてきました。それを握りしめ、めずらしく百貨店なるところへお出かけ(めったに踏み込まぬ領域です!)

そういえばそろそろ口紅がないな〜と、化粧品売り場へ。わたしが最も苦手とするエリア。ふだんは近寄りもせず覗きもしない。その昔、少しでもこの売り場に接近しようものなら、「あら〜、お嬢様、お肌荒れちゃって!どうなさったの」とすかさず痛いところをつかれ、まんまとよいカモにされそうでした。そんなキャッチセールスの風潮もかなり緩和されたようですが。

ふだん自分の色は自分で選ぶ主義だけど、「たまには人から目線もとり入れようかな〜」と(エコポイントを使う余裕で?笑)、売り場のアドバイザーの方に選んでいただいたら・・・。

すわ!こんなラブリーなキャンディピンクぅ!何がどうなっちゃったらこんな色が提案できるのか?!それでもお店の人は、「これがいちばんお似合いだとおもいますよ〜」と自信満々。(ガ〜ン!こんなあまあまな雰囲気なの?わたしって!・・・あら?「あまあま」に激しく抵抗しているらしい自分を発見!・・・ああ、ホントはかなり「あまあま」なヤツだと自ら思っているらしい・・・汗。セルフセラピーは帰ってからやろう!)

とりあえずつけてみました。あれ〜?ぜんぜん違和感なし。むしろ、今までよりもよいです。まあ、このブランド、ちょっと上の年齢層をねらっているので、可愛い色でも大人テイストではありますが。

よく20代の頃の髪型やメークに固執するあまり顔が古くさくなる、といいますが。アブナイアブナイ!!似合うと思っていた色はもしかすると、若輩だったその頃めいっぱい背伸びをしつつ似合っていた色で、今ははまりすぎてジミ色だったりします。

なるほどね〜。さて、次ぎはどの色にしようかな?と二本目を思案中。(完全にハマった!ホントは大人買いしたい!)エコポイントのおかげで冒険心が芽生えました。

いつまでお花見しているの?

昨日は熱海出張。その後、T家のお花見にお誘いいただき三島まで足をのばしてきました。

このあたりではふつ〜の道端に、こんな立派なタケノコがひょっこり生えているのですね!びっくりです。 それに、歩いているとあったかな土の匂いがしてきて、なつかしい気持ちになります。

まずは、サクラに囲まれた函南の公園でピクニック。ちょうど見ごろでよい感じ。東京の公園は遊具ダメ、犬ダメ、悪くすると食べ物ダメ・・・なんていうところも。ここは、こどもたちが野球をしていて、そこを犬が走り回り、まわりで家族がお弁当を食べたり寝転んだり・・・そう、これが憩いの公園ですよね。

その後、創業百五十年という老舗のウナギ屋さん「桜家」さん(お花見にぴったりの名前!)にてお夕食。さすがにタレの味が深いっ!ウナギもふわっふわ。そのうえ、山椒も香り高くておいしかったです!!

食後に三島大社のみごとな夜桜を楽しんで東京に戻ってきました。今年のお花見は満足度300%。しかし、ワッと咲いて、パッと散るサクラの性にしてみれば、さ、さ、咲けない〜・・・、ち、ち、散れない〜・・・というような、かなりなストレスフルな春だったのかもしれません。

サクラさん、どうもありがとう!m(__)m また来年♪

これで最後

 

今年最後を飾ったのはOさんとのお花見。

Oさんは、永年おつきあいいただいているステキなお姉さまです。「来年も一緒にお花見しましょうね!」という約束どおり、開花からすでに二週間たちつつもまだしっかり咲き誇っているサクラを二人で満喫いたしました。

ときおり花びらが静かに舞い散る夕暮れのサクラ。数日前に突然お兄さまを亡くされたというOさんには、去年ご一緒したサクラとはまた違った感慨がおありのよう。「あと何回サクラを見られるかしら?」というつぶやきは、ことさらわたしの胸にしみいったのでした。

サクラとの関係もそうですが、もちろん人との関係でも、決して同じ時間は二度とやってこないのですよね。夕暮れの川面に薄紅の花びらが舞う様子を二人で心に刻んだ、愛おしいひとときでした。

まるで枯れ木のような枝から一転、ドラマチックに一面の花ざかりになり、そして何事もなかったかのように潔く散ってゆくサクラ。そのときどきの人の心を映し出してくれる不思議な花ですね。