予想外の人面岩

クリームチーズを調達してきました。念願かなってクリームチーズスコーンを作成中。只今、オーブンでぐるぐるしています。

う〜〜ん、なんだか怪奇現象スペシャルみたいだわ〜(笑)。これってまさしく、謎の人面岩風。かなりあやしい絵になっております。たぶん、生地をこねるときパイを作るようにたたまなくっちゃいけないのに縦横無尽にやりすぎたせいで、焼いてるうちに奇妙な亀裂があちこちに生じてしまいました。

スコーンはけっこう見てくれがいのち。あの円筒形じゃなくちゃ可愛くないのに。味はどうにかなっても、これじゃ違うものです。(こういうときはデジカメがなくってよかったわ)しかし、10個中3個はなんとか合格。

これは友人が遊びにきたとき、さっとあたためてサクサクを紅茶とお出ししようと思ったのですが・・・・今となっては、はやくなきものにしてしまいたい・・・・。

ピピピ〜〜〜〜!
おおっ、焼けました〜!
とりあえず、アツアツを試食してみましょう。きょうはクリームチーズ味なので、ブルーベリージャムとサワークリームでさっぱりと。

・・・・。うっそ〜〜〜!かなりの予想外です、コレっ。劇的においし〜〜。 \(^ ^)/
私のまだ短い(強調!!笑)生涯のなかで、もしやいちばんの美味なるスコーンかも。人魚印のあのカフェよりも、西武のティールーム「ア○ル」さんよりも、「アフタ○ー○ティー」さんよりも、これは上回っていること間違いなし。まわりはさくっさくで、中はしっとり。焼きたてだから香りも最高!

これは「人面スコーン」として売り出したいぐらいです(こわくって、誰も買わないね!笑)。きょうは、フードプロセッサでこねながらてきと〜に作ったので、次回ちゃんと計量チェックしてみなさまにレシピ公開いたしましょう(二度とおなじようにできなかったりして・・・‥ドキドキ)。

すでに三個、お腹のなかに。こんどはおいしすぎてとっておけな〜〜い。
とうぶん、手作りスコーンと濃い紅茶のEnglish High Teaにはまりそうです。

十五の翁(おきな)

仕事のあいまにお茶でお出かけ。ホイップクリームたっぷりのおいし〜いキャラメル・ラテをいただいてきました。(^^)

お茶に誘ってくださったのは、15歳の青年。(おおっっ!・・・今までで最年少かも?)・・・とはいっても、私よりはるかに背は高いし、もうじゅうぶん大人の風情です。しかし、どこか面影は小さい頃のまま。まつげの長〜いポコちゃんキャラは変わりませんわ(このギャップ、青年ならではですね〜)。

じつは、彼はお友達の息子さん。生まれたばかりの頃、お宅にお邪魔して以来・・・あれよあれよというまににこんなに立派になられてしまいました。ここ最近は、数ヶ月おきにお目にかかっているのですが、陰ながらにその成長ぶりに驚嘆し、また楽しませていただいております(これは成長を見守るお母様となったら、気持ちはいかほどか・・・)。

十代なかばから人生について深い探求心をもち、自分のことがよく見えているし、どこか目醒めてる・・・。うむむ・・・彼を見ていると、「翁」のイメージ(青年を前にしておこられちゃうね。でも、魂を見ているのですよ〜)。わたしが15のときは、とてもこんなじゃなかったぞ・・・・。

やっぱり今の世代、どんどん霊的な進化が進んでいるのを実感いたします。可能性をいっぱいに抱えた青年をはたから見守るっていうのは、わくわくしますわ(うっ・・・おばさまちっくな発言になってしまいました・笑)。でも、これって子育ての苦労なくして、かなりのイイトコどり!!

GNTくん、お茶ごちそうさまでした〜♪

アート&ランチデート

Mちゃんに美術館のお誘いをいただきました。

午前中にメインの「アンリ・カルティエ・ブレッソン展」に。いくら写真好きの私でも、さすが500点は・・・(@_@)。へろへろになったところで、美術館内にあるレストランで一時休戦。あのクイーンアリスが出店してるのですね。真っ白な店内と、緑の多いテラスは南仏さながら。でも、セミしぐれに皇居のお濠ときちゃ、やっぱりお江戸であることは隠しきれません。

さあて、午後は常設展へ。これも3フロアーもあって、かなり見応えあり。わ〜い、ルソーだ♪フジタだ♪荘園だ♪と狂喜しているうちに、気がつけばどっと疲れて燃料切れに。二人ともタイマーがピコピコ状態。「だめだ〜!もう、シャッターおりちゃう!」とMちゃん(どうやら、疲れるとシャッターがおりてココにいなくなっちゃうらしい)。それは大変!とお茶屋に直行。

アートしたあとのキリキリに冷えたコーヒーがおいしかったこと。これは、黒糖ミルクコーヒー。少し甘めが今日の気分です。本日は、Mちゃんの携帯をうばいとって撮影におよびましたが、おひとさまのものは扱いなれず難儀いたしました。でもなんとか画像を調達です。

白昼のできごと

友人とランチを終えて、六本木交差点あたりを歩いていたときのこと。

ふと見ると、三人の中国系やくざ風の男たちが女の子を引きづるようにして通り過ぎて行ったのです。女性は、頭をうなだれ意識がなさそう。二人が左右から脇を抱え、一人は後ろからのしのし。その光景は異様でとても介抱しているという雰囲気はありません。誰がみても「連れ去り」か「拉致」か?

私が「うわっ、何これ・・・」と思っているまに、隣にいた友人(男性)の姿はすでになく、その4人のもとへ。友人いわく、「どうしたんですか?」「大丈夫?」と声をかけて女性の顔を上に向けようとしたら、そのやくざ風の男たちときたらすごい剣幕。「関係ね〜だろぉぉぉ!」と殴り掛かろうとしている様子。ハタからみていても冷汗ものです。近くを何人もの男性がとおりすぎているのに、誰も見て見ぬふり。歯がたたないと感じた友人は、きびすを返してすぐさま交番へ。

ここからが大変!おまわりさんがあちこちから集まってきて、事情聴取。その友人は日本語がダメなので、結局40〜50分ほどわたしがかわりに話すはめに。「男たちの特徴を一人づつ」「何を話していたのか?」それが、一人に説明するとまた別のおまわりさんが登場して、同じ質問をするのです。事件になったときに備えての書類作りだとか。そして現場検証へ。みるみる私服警官を含めて十数人が集まって大騒ぎ。はては、「目撃者として、あなたのトシは?仕事は?」

はあ〜〜?わたしのトシぃ?(いきなりトシを聞かれてキレたワタシ!笑) そんなこと聞いてる間に、追いかけてよ〜。パトカーで一周すれば見つかるかもしれないのに。こんなことしてるまに、どうにかなっちゃうかもよ〜。

先日、外人英会話講師が殺害されたとき、10人以上の警察官が犯人潜伏の現場にいたにもかかわらずみすみす逃した事件がありました。きょうのことで感じましたよ。ちょっとポイントずれてるかも・・・。

現実に起きていることを扱うというよりも、準備をしたり形式をととのえることが優先されてるようで、行動がともなわないのです。今の世のなか、無線も携帯もあるんだから、一人が事情聴取をすれば9人以上はすみやかになんからの行動ができると思うのですが。

あの女の子、ただ酔っぱらっていただけで、こわもての心やさしい友人たちに介抱されていたのだと信じたい。ああ、くれぐれもお達者で・・・。ご無事を祈ります。

もうすぐ梅雨あけ!気分一新

5年ぶり、8年ぶり、いや、もっと・・・?
久しぶりに、電髪(パーマっていうんでしたっけ?笑)かけました。

といっても、誰も気づきません。
なぜなら、私の髪はテンパーで、とかさなかったらしじゅうれろれろしているから(笑)。

昨日、いつもの美容室で「どうします?」とS氏。
「う〜〜〜〜ん。なんか、変えたい!」
「じゃあ、まとまりやすいように、ゆる〜くパーマかけましょうか?」
「どうせかけるなら、よ〜〜くわかるようにかけてくださいっ!」

でも、もともとが天然電髪状態だったので、いくら強くかけてもなんら違いが認められませんわね。

でもいいんです。女性にとって「何かを変えた!」という感覚こそが大切。
髪の色を変えた、パーマをかけた、お財布を新しくした、起きる時間を変えた、お風呂の電球がわりにキャンドルにした・・・

あはは・・、これ全部、最近のわたしの「何かを変えた」でした。
みなさまは、リフレッシュに何をかえるのでしょうね?

ICU(集中治療室) の友を想う

先日も書きましたが、只今うちのデジカメくん、誰かさんの心ない言葉の暴力によりショック状態におちいり「ICU」にて治療中です。

すごいフラストレーション!スウィーツ撮りた〜い!お花撮りた〜い!夕暮れ撮りた〜い!禁断症状で、右手の人差し指がフルフルしています(笑)。

ブログにのせるとかのせないにかかわらず、ただただうるわしいスウィーツを観ればシャッターをきりたくなり、夕暮れの街を観ればどのぐらいの暮れ加減が美しく撮れるかと考えたり・・・・思った以上に、カメラ小僧である自分に気がつきました。たぶん、長年絵を描いていたので、シャッターを押すことで「絵を描きたい」気持ちのどこかが癒されるのでしょうか。

それに、おもしろいものでデジカメをとおして、「今、ここにいる」という訓練もしていたことに気がつきます。デジカメとお散歩してるといろんなものに注意がむいて、空想にふけったり、過去や未来をさまよったり、ネガティブになったりしてるヒマがないのです。まさに、「今、ここ」に存在して、ここを呼吸しているのを感じます。「ここ」にちゃんと存在するのは気持ちのいいものです。

その昔、油絵を書き続けていた頃、デッサンを死ぬほどやりましたっけ。その中にクロッキーというのがあって、けずった割り箸に墨汁をつけて線描で人物をどんどんデッサンするのです。一枚、ものの3分で完成し、それを十数枚。3分以内にその人物の特徴、エッセンスをつかまないといけません。ぼやぼやしてると次ぎのポーズになっちゃいますし。し〜かし、おもしろいことに、これが今の仕事にかなり役立っています。ぱっとクライアントさんにおめにかかって、あっというまに相手の本質をつかむクセ。いまだに3分でやり終えるのですら(だから、「すぴこん」の10分カウンセリングが得意技なんでしょうね〜)。

デッサン、デジカメ・・・、こんなお遊びのように何気なくしていることでも、あんがい自分の魂の目的にとてもかなっているように感じます。

「のけぞる天ぷら屋さん」ふたたび!

ホント、おいしいものは隠しておけません。昨晩はスタッフメンバーとともに、あの「のけぞる天ぷら屋さん」の感動をふたたび!でした。

初めて行ったとき感銘を受けたのは、お味はもちろんのこと、ご主人の仕事ぶりとそのたたずまい。プロとはかくあるべき!と背筋が正されるおもいでした。そして、いいお仕事をなさる方は、やっぱり「お顔」もいい!潔いきっぱりオーラに、口数こそ少ないもののなんともいえないやさしさをたたえていらっしゃいます。


昨晩は、早くも秋の味覚。いちばん早い銀杏の味わいは想像を越えて、みずみずしくってしゃりしゃり。松茸も、その香りと旨味をしっかりとじこめて天ぷらに。今が旬という銀宝というお魚も目を見張る手さばきでおろしてくださり、あつあつのさっくさくふわふわをいただきました。とどめの天茶にも、みんなでそろってのけぞりましたね〜。

以前おいし〜いイタリアンに行ったときもそうだったのですが、もう自分の世界に入っちゃう。私たちに相互の会話は成立しないのです。もう天ぷら対自分、二人(?)の世界なのですよね。(笑)

おいしいお料理ももちろんですが、いい仕事人の仕事ぶりをみるのはホレボレするとともに、ほんもののプロ意識を教えていただいた気がします。(Photo by S-chan)

パンケーキ vs ホットケーキ

昨日はブランチにパンケーキをふるまいました。ちょっと生地がゆるくって、パンケーキなのか、クレープなのか不明。でも、なかなかの焼き色です(激写できないフラストレーション!!)

私たちが小さい頃からおなじみなのは、ホットケーキ。いったいパンケーキとホットケーキ、何が違うんでしょ?じつは、材料はほとんど同じ。ホットケーキの方が甘めでバニラを使ったりして完全におやつ味。お菓子っぽい感じです。パンケーキは、お砂糖、油脂ともに少なめ。さっぱりしているので、アメリカでは朝ご飯や小腹がすいたときはコレ!(あるアメリカ映画のいち場面で、真夜中にお腹がすいてパジャマ姿でパンケーキを焼く場面がありましたっけ。う〜ん、日本のおにぎり感覚でしょうか?)

ふたつの決定的な違いはたぶん生地のかたさにあります。ホットケーキは、おなじみのフレーズ「耳たぶぐらいのやわらかさ」。これで焼くと、ボッテリとぶ厚くなります。パンケーキの生地はフライパンでタラ〜っと広がるくらい。なので、薄〜く軽めに焼けるのですね。

昨日はバナナスライスを入れたのと、プレーンの2種類。メープルシロップにバニラアイス、生クリーム、バターをそえていただきました。

「たくさんはいらないよ〜」とダイエット中の友人。じゃあ3枚で。しかし、あっというまにたいらげて、「おかわりあるよ〜」のひと声に、さらに生クリーム、バニラアイスてんこ盛りで一枚も残さず完食。

ちなんみに昨日のレシピはアメリカ仕込み。とっても簡単です。
ボール一個でちゃっちゃかできあがっちゃいます。
*薄力粉200gとベーキングパウダー小さじ2をふるってボールへ。*さらに、ブラウンシュガー大さじ2とお塩小さじ半分を加えます。*そのボールの真ん中に、とき玉子1個と牛乳270ccを入れて、泡立て器でなめらかに。*最後にオリーブオイル(orサラダ油)とはちみつを各大さじ1づつ加えてできあがり。生地はホットケーキよりもやわらかめ。ちょっと固かったら牛乳を少し足しましょう。*これをフライパンで直径15cmほどに焼きます。ちょうど、8枚ほど焼き上がりますので仲良くお二人でどうぞ!

パンケーキ、ご自慢のレシピのある方はどうぞご伝授くださいね〜♪

ぶちこわれた人間、いえ、機械関係

きょうはブランチに友人が遊びにくるので、特製パンケーキを焼くつもり。そのついでに出来立てあつあつを激写しようともくろんでいたのですが、ナント、愛用のデジデジ(デジカメ)が突然ストライキ状態に!モニターは真っ暗で、ヒュイ〜ンという切ない音をたてて電源がきれてしまいます。

あらら・・・でも、原因はじゅうじゅう承知しております。もう、これでいくつ電化製品をこわしたか。

じつは、夕べメープルシロップの瓶をランプの下で撮影していたのですが、いまいちイメージどおりにきれいな琥珀色が撮れないのですよ。で、ついついつぶやいたひとこと。「デジデジの前に使ってた一眼レフは、すご〜くすぐれもので雰囲気が出たのに、やっぱり一眼じゃないとだめだよね〜。ぶつぶつ・・・」もう、次ぎの瞬間、デジデジはうんともすんとも動かなくなっていたのでした。

「ごめ〜〜ん!!うかつな一言。きみには、どれだけお世話になってるか!スウィーツの接写もブログの写真もデジデジじゃないとダメなんだよ。ごめんね〜」といくらあやまっても、あとの祭り。

以前も、こんなことが・・・。「この電子レンジ(当時使ってたもの)お菓子が焼けないからダメだわ!新しいの欲し〜」といったとたんソク壊れたし、旅先で「この時計ホント遅れるんだよね〜」とぼやいたとたん二度と動いてくれなかったり・・・まだまだ、こんな話は山のようにあって、私がつい電化製品の文句を言い出すとあわてて友人が止めるぐらいでしたっけ。

ああ、またやっちゃいました。いちばん大切な人間関係をこわしちゃったようなもんです。くれぐれも、イライラはモノや人にぶつけないようにいたしましょう。

というわけで、デジデジくん、しばしの休養となりました。

オバサマ生態観察展

近くに来たついでに「Bunkamuraミュージアム」の「プラハ国立美術館展」に行ってきました。

ルーベンスを観るのは久しぶり。ベルギー王立美術館とアントワープ教会(あの「フランダースの犬」のネロ少年が死んじゃった教会)以来です。さてさて、おめあてのルーベンスは・・・?? ありゃりゃ、ルーベンスの複製ばっかですわね〜。

そういえば、サブタイトルが「ルーベンスとブリューゲルの時代」とありましたっけ。この微妙な表現。・・・ということは、あくまでも「その時代」の絵画ということらしく、ルーベンスそのものではないらしい。・・・・ちょっとだまされちゃったような気分なのは私だけ? (・ε・)

しかし、雨の平日にこの人の群れ。日本人は美術愛好家が多いのでしょうか?そのわりには、絵の前に陣どって、「洗濯物が乾かなくってねぇ・・・」とか、「あなた、知ってる?○○さんたらねぇ・・・」と延々とつづく井戸端会議。

う〜〜む。絵を観るというよりは、オバサマがたの生態観察をしちゃった気分・・・。

最近の美術展、質のいいものはもちろん申し分ないのですが、その一方で何でもかんでも海外からもってきて、それっぽいタイトルをつけると日本人は喜んで観ると思っているフシもあるような(それで千数百円は高すぎ!)。学芸員さ〜ん、もうちょっとがんばってちょうだいな〜。