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ICU(集中治療室) の友を想う

先日も書きましたが、只今うちのデジカメくん、誰かさんの心ない言葉の暴力によりショック状態におちいり「ICU」にて治療中です。

すごいフラストレーション!スウィーツ撮りた〜い!お花撮りた〜い!夕暮れ撮りた〜い!禁断症状で、右手の人差し指がフルフルしています(笑)。

ブログにのせるとかのせないにかかわらず、ただただうるわしいスウィーツを観ればシャッターをきりたくなり、夕暮れの街を観ればどのぐらいの暮れ加減が美しく撮れるかと考えたり・・・・思った以上に、カメラ小僧である自分に気がつきました。たぶん、長年絵を描いていたので、シャッターを押すことで「絵を描きたい」気持ちのどこかが癒されるのでしょうか。

それに、おもしろいものでデジカメをとおして、「今、ここにいる」という訓練もしていたことに気がつきます。デジカメとお散歩してるといろんなものに注意がむいて、空想にふけったり、過去や未来をさまよったり、ネガティブになったりしてるヒマがないのです。まさに、「今、ここ」に存在して、ここを呼吸しているのを感じます。「ここ」にちゃんと存在するのは気持ちのいいものです。

その昔、油絵を書き続けていた頃、デッサンを死ぬほどやりましたっけ。その中にクロッキーというのがあって、けずった割り箸に墨汁をつけて線描で人物をどんどんデッサンするのです。一枚、ものの3分で完成し、それを十数枚。3分以内にその人物の特徴、エッセンスをつかまないといけません。ぼやぼやしてると次ぎのポーズになっちゃいますし。し〜かし、おもしろいことに、これが今の仕事にかなり役立っています。ぱっとクライアントさんにおめにかかって、あっというまに相手の本質をつかむクセ。いまだに3分でやり終えるのですら(だから、「すぴこん」の10分カウンセリングが得意技なんでしょうね〜)。

デッサン、デジカメ・・・、こんなお遊びのように何気なくしていることでも、あんがい自分の魂の目的にとてもかなっているように感じます。

「のけぞる天ぷら屋さん」ふたたび!

ホント、おいしいものは隠しておけません。昨晩はスタッフメンバーとともに、あの「のけぞる天ぷら屋さん」の感動をふたたび!でした。

初めて行ったとき感銘を受けたのは、お味はもちろんのこと、ご主人の仕事ぶりとそのたたずまい。プロとはかくあるべき!と背筋が正されるおもいでした。そして、いいお仕事をなさる方は、やっぱり「お顔」もいい!潔いきっぱりオーラに、口数こそ少ないもののなんともいえないやさしさをたたえていらっしゃいます。


昨晩は、早くも秋の味覚。いちばん早い銀杏の味わいは想像を越えて、みずみずしくってしゃりしゃり。松茸も、その香りと旨味をしっかりとじこめて天ぷらに。今が旬という銀宝というお魚も目を見張る手さばきでおろしてくださり、あつあつのさっくさくふわふわをいただきました。とどめの天茶にも、みんなでそろってのけぞりましたね〜。

以前おいし〜いイタリアンに行ったときもそうだったのですが、もう自分の世界に入っちゃう。私たちに相互の会話は成立しないのです。もう天ぷら対自分、二人(?)の世界なのですよね。(笑)

おいしいお料理ももちろんですが、いい仕事人の仕事ぶりをみるのはホレボレするとともに、ほんもののプロ意識を教えていただいた気がします。(Photo by S-chan)

パンケーキ vs ホットケーキ

昨日はブランチにパンケーキをふるまいました。ちょっと生地がゆるくって、パンケーキなのか、クレープなのか不明。でも、なかなかの焼き色です(激写できないフラストレーション!!)

私たちが小さい頃からおなじみなのは、ホットケーキ。いったいパンケーキとホットケーキ、何が違うんでしょ?じつは、材料はほとんど同じ。ホットケーキの方が甘めでバニラを使ったりして完全におやつ味。お菓子っぽい感じです。パンケーキは、お砂糖、油脂ともに少なめ。さっぱりしているので、アメリカでは朝ご飯や小腹がすいたときはコレ!(あるアメリカ映画のいち場面で、真夜中にお腹がすいてパジャマ姿でパンケーキを焼く場面がありましたっけ。う〜ん、日本のおにぎり感覚でしょうか?)

ふたつの決定的な違いはたぶん生地のかたさにあります。ホットケーキは、おなじみのフレーズ「耳たぶぐらいのやわらかさ」。これで焼くと、ボッテリとぶ厚くなります。パンケーキの生地はフライパンでタラ〜っと広がるくらい。なので、薄〜く軽めに焼けるのですね。

昨日はバナナスライスを入れたのと、プレーンの2種類。メープルシロップにバニラアイス、生クリーム、バターをそえていただきました。

「たくさんはいらないよ〜」とダイエット中の友人。じゃあ3枚で。しかし、あっというまにたいらげて、「おかわりあるよ〜」のひと声に、さらに生クリーム、バニラアイスてんこ盛りで一枚も残さず完食。

ちなんみに昨日のレシピはアメリカ仕込み。とっても簡単です。
ボール一個でちゃっちゃかできあがっちゃいます。
*薄力粉200gとベーキングパウダー小さじ2をふるってボールへ。*さらに、ブラウンシュガー大さじ2とお塩小さじ半分を加えます。*そのボールの真ん中に、とき玉子1個と牛乳270ccを入れて、泡立て器でなめらかに。*最後にオリーブオイル(orサラダ油)とはちみつを各大さじ1づつ加えてできあがり。生地はホットケーキよりもやわらかめ。ちょっと固かったら牛乳を少し足しましょう。*これをフライパンで直径15cmほどに焼きます。ちょうど、8枚ほど焼き上がりますので仲良くお二人でどうぞ!

パンケーキ、ご自慢のレシピのある方はどうぞご伝授くださいね〜♪

ぶちこわれた人間、いえ、機械関係

きょうはブランチに友人が遊びにくるので、特製パンケーキを焼くつもり。そのついでに出来立てあつあつを激写しようともくろんでいたのですが、ナント、愛用のデジデジ(デジカメ)が突然ストライキ状態に!モニターは真っ暗で、ヒュイ〜ンという切ない音をたてて電源がきれてしまいます。

あらら・・・でも、原因はじゅうじゅう承知しております。もう、これでいくつ電化製品をこわしたか。

じつは、夕べメープルシロップの瓶をランプの下で撮影していたのですが、いまいちイメージどおりにきれいな琥珀色が撮れないのですよ。で、ついついつぶやいたひとこと。「デジデジの前に使ってた一眼レフは、すご〜くすぐれもので雰囲気が出たのに、やっぱり一眼じゃないとだめだよね〜。ぶつぶつ・・・」もう、次ぎの瞬間、デジデジはうんともすんとも動かなくなっていたのでした。

「ごめ〜〜ん!!うかつな一言。きみには、どれだけお世話になってるか!スウィーツの接写もブログの写真もデジデジじゃないとダメなんだよ。ごめんね〜」といくらあやまっても、あとの祭り。

以前も、こんなことが・・・。「この電子レンジ(当時使ってたもの)お菓子が焼けないからダメだわ!新しいの欲し〜」といったとたんソク壊れたし、旅先で「この時計ホント遅れるんだよね〜」とぼやいたとたん二度と動いてくれなかったり・・・まだまだ、こんな話は山のようにあって、私がつい電化製品の文句を言い出すとあわてて友人が止めるぐらいでしたっけ。

ああ、またやっちゃいました。いちばん大切な人間関係をこわしちゃったようなもんです。くれぐれも、イライラはモノや人にぶつけないようにいたしましょう。

というわけで、デジデジくん、しばしの休養となりました。

オバサマ生態観察展

近くに来たついでに「Bunkamuraミュージアム」の「プラハ国立美術館展」に行ってきました。

ルーベンスを観るのは久しぶり。ベルギー王立美術館とアントワープ教会(あの「フランダースの犬」のネロ少年が死んじゃった教会)以来です。さてさて、おめあてのルーベンスは・・・?? ありゃりゃ、ルーベンスの複製ばっかですわね〜。

そういえば、サブタイトルが「ルーベンスとブリューゲルの時代」とありましたっけ。この微妙な表現。・・・ということは、あくまでも「その時代」の絵画ということらしく、ルーベンスそのものではないらしい。・・・・ちょっとだまされちゃったような気分なのは私だけ? (・ε・)

しかし、雨の平日にこの人の群れ。日本人は美術愛好家が多いのでしょうか?そのわりには、絵の前に陣どって、「洗濯物が乾かなくってねぇ・・・」とか、「あなた、知ってる?○○さんたらねぇ・・・」と延々とつづく井戸端会議。

う〜〜む。絵を観るというよりは、オバサマがたの生態観察をしちゃった気分・・・。

最近の美術展、質のいいものはもちろん申し分ないのですが、その一方で何でもかんでも海外からもってきて、それっぽいタイトルをつけると日本人は喜んで観ると思っているフシもあるような(それで千数百円は高すぎ!)。学芸員さ〜ん、もうちょっとがんばってちょうだいな〜。

最近のおいしいもの屋さん

*恵比寿で「るん」スタッフお気に入りのイタリアン「サドルのお店」近くに位置する、ひっそりとした和食のお店 「ebisu 蔵」。ここはてっきりBarだと思っていましたわ。
なんといっても、シンプルな外観。それに、カウンター、お酒のボトルにおさえめの照明・・・どこも和食っぽくないにもかかわらず、コース料理のみを出すこだわりのお店です。
お魚メニューを中心に、手のかかったメニューが出るわ!出るわ!10品も。どれも本格的。
しかし、せっかくのお料理も器も、お店全体の暗さゆえ、少々トーンダウンしてしまっていたのが残念。食事は、舌で味わうだけdなく、目で味わい、雰囲気で味わい・・・トータルな芸術。せっかくのお料理が生かしきれる舞台も整えなくちゃいけないですよね。いろんな才能が要求されます。

*こちらは広尾方面の一軒家「亀よし」さん。モダンな外観とゆったりスペースで会席料理が楽しめます。
スペシャル・オケイジョンにふさわしい、ちょっとハレ感のあるお店。その雰囲気にふさわしく、ふっふっふ・・・私のお誕生日のお祝いをしていただきました。(^^)v
あらたまった会席料理の緊張感もありながらも、どこかリラックスできる雰囲気もあり。
お料理は、ほんとうにすみずみまで行きとどいた素晴らしいものでした。まさに「匠の技」。
支配人のおにいさまに感じたままにいろいろ感想をのべさせていただいたのですが、帰りに板さんが4人も裏口からぞろぞろっと登場してお見送りしてくださったのにはびっくり!でも、作ってくださった方のお顔が見えて、ご本人に「ごちそうさま」と直接言えるのはのは嬉しいものです。
(Photoは、伊勢海老のおつくり。ヒゲが活発に動いていたので、「リコネクティブヒーリング」をしてみました。イキカエリマセンデシタ・・・あたりまえだ・笑!!)

リコネクティブ周波数のみなさん、増殖中!?

ここのところ「リコネクション」、「リコネクティブヒーリング」についてのお問い合わせが急増中です!!(@_@)ちょっとしたブームになりつつあるようですね〜。

そのなかで、いつもご質問を受けるのが「たかちゃんはリコネクティブヒーリングとリコネクションを受けて、実際どうだったの?」「何か変わった?」ということと、「リコネクションをどこで知ったの?」ということ。

どちらも話せばながいのです。なので、「リコネクション」ページの体験談のとこでコラムにて一挙公開。
「たかちゃん、リコネクションと出会う」
「いざ、リコネクション!使ってみてどうだった?たかちゃんの場合」

スタッフYちゃんのレイアウトでちょっと楽しいページに仕上がっております。是非、お立ち寄り下さいませ。

不思議な木

<その1>  「あれ?もう、紅葉してる?」と思うような、ひときわ目をひく黄色い木。

さて、秋になったらいったい何色になるんでしょうね〜?見に来なくっちゃ。

 

 

 

 

 

<その2>  3本で仲良くうねってます。

まわりで七人の小人とかが「ハイホ〜♪」してたらぜったい似合っちゃうメルヘンチックさ。

ヘアスタイル同様、木にも流行のカットとかあるんでしょうかね〜?

 

痛みを知ることの意味

東京都写真美術館の「世界報道写真展 2007」に行ってきました。

思ったよりも内容がヘビーでした。胃のあたりに何かが詰まったように感じて、その後のお茶の味もよくわからぬまま・・・・。

今更にして感じるのは、私たちはオブラートに包まれた世界しか実は知らない・・・ということ。日々、報道される事件や災害や紛争は、表面的な事象は伝わってくるものの、本当には何が起っているのかという中味は隠されたままなのです。

海外を旅していると、ホテルで目にする各国のニュース映像には目をそむけたくなるようなものもあります。日本よりも表現が生々しいのです。平気で死体とか災害に人が巻き込まれている様まで映しちゃう。日本のニュース映像でそこまで出てくることはまずないですよね。これは、亡くなった方と遺族への配慮もあるだろうし、どこかストレートな表現を嫌う日本人の傾向もあると思うのです。

でも、私たちはなんとな〜くきれいに整えられた世界、あるいは安全に守られた温室のようなところにいて、人のなまの感情である怒りや悲しみや苦痛を遠ざけて見えないようにしている気がします。怒りや悲しみを遠ざけようとすると、喜びや感動にもフタをしてしまうことになりかねなせん。だって、どちらも同じエネルギーですから。

そして、ホンモノの現実に対処できない日本人が生産されていくのです。日本の若者の無気力さ、無関心さは、とてもキレイに整えられたプレーンでフラットな世界に生きている証かもしれません。そうすると、簡単に人をモノのようにバラバラにしちゃう今日この頃。

もちろん、こんなリアルな写真は好きこのんで見たくない、とも思います。でも、痛みから目をそむけて、どうして他者や世界を理解できるでしょうか?深い愛や感動を知ることができるのでしょうか?

マスコミの行き過ぎたご配慮のおかげで、わたしたちはどんどん鈍化してゆくように感じます。

めちゃくちゃフレッシュ、直送便!

「うちの菜園で今朝穫ったの!」

いただいた手提げ袋からは、穫れたて野菜の匂いがたちのぼります。八百屋さんでは決して出会うことができない、このあおあおとした夏の匂い。見れば、獅子唐もピーマンもトマトもつやつやぴかぴか。

なかでもお初なのが、おひたしにしてね!と言われた葉っぱ。雲南百薬というそうです。ちょっと肉厚で光沢はあるものの朝顔の葉っぱのようでもあり、カエルさんのカサのようでもあり。ご指示どおり、さっと湯がいておかかとお醤油でいただいてみました。これが意外な食感。やわらかくってつるりんとしています。なんか知ってるぞこれ・・・・そうそう新ワカメ!

どれをいただしても、「そうだ!野菜ってこんな味だったよね〜」と思い出させてくれる野菜本来の香りがしっかりあるのです。匂いは記憶と結びついていますが、この野菜の匂い、夏休みにワープしていろいろな場面を味わってしまいました(しばし、ひとり幼児期退行・・・笑)。昔はこんな野菜がふつうだったんですね。

というわけで、昨晩はUCちゃんちのハイパワーなお野菜をたっぷりと堪能させていただきました。身体の中が浄化されたような気持ちのよさ。ごちそうさまでございました。 m(__)m